イベントレポート:JASIS 2016
2016.11.18 Update
イベントレポート:JASIS 2016
本年も当社ブースにたくさんのお客様がお立ち寄りくださいました。
本年度の柱となる最新情報は、この度リリースした "新製品" と、当社が独自に開発した "新技術" で、それぞれの実測データや応用例を用いて特長や機能をまとめたパネルを配置しました。
ブース内では、パネルや動画などを使い、お客様に興味を持っていただいた内容に対して説明を行いました。
新製品
- PHI 5000 VersaProbe III(X線光電子分光分析装置・XPS)
「販売実績No,1 VersaProbeシリーズの最新モデル」
- PHI 4800(オージェ電子分光分析装置・AES)
「最高感度の次世代オージェ」
新技術
- 走査型デュアルモノクロX線源 搭載 硬X線光電子分光分析装置(PHI Quantes)
「AlKαとCrKαの2線源を有し、同一点で異なる深さ情報の分析を可能にしたラボ型HAXPES」
- PHI nanoTOF II 用 MS/MSオプション(パラレルイメージングMS/MS)
「同一分析領域のMS1とMS2(スペクトルとイメージ)の同時取得を実現。これまで難解とされてきたTOF-SIMSにおける化合物の同定の実現が期待される革新的なオプション」
多くのご質問をいただいた新製品や新技術など当社の最新情報は、今後も引き続き、各種イベントやホームページにて情報配信いたします。
新技術説明会では、下記3件の発表を行いました。
最新のXPS分析装置の分析事例の紹介
新製品「PHI 5000 VersaProbe III」と、現在開発中の硬X線光電子分光分析装置「PHI Quantes」について、それぞれの装置の特長と分析事例を紹介しました。
(発表者:分析室 井上 りさよ)
最新のオージェ分析装置を用いた微小領域の化学状態分析事例
高感度・高エネルギー分解能を誇るオージェ電子分光分析装置の新製品「PHI 4800」について、分析事例を用いて紹介しました。
(発表者:分析室 間宮 一敏)
パラレルイメージングMS/MSを搭載したTOF-SIMSによる最新の応用事例
PHI nanoTOF II の新オプション パラレルイメージングMS/MS が導き出す、TOF-SIMS分析の応用事例を紹介しました。
(発表者:分析室 飯田 真一)
興味のある発表内容がございましたら、お気軽に営業部までお問合せください。
それでは、来年もJASIS会場にて皆様のご来場をお待ちしております!
レポート作成:アルバック・ファイ株式会社